フリーランスは誰でもなれる!
「いきなり大げさなタイトルだなぁ」と思われるかもしれませんが、決して大げさに言っているつもりはありません。私は、心の底からフリーランスWebデザイナーは誰でもなれると思っています。なぜそのように考えるのかはこれからお話ししていくとして、まず下記のように思われている方が多いのではないでしょうか。
- 「フリーランスなんて、そんな大層なことをする自信は無いから無理」
- 「自分はWeb制作会社での実務経験も無く、スキル不足だから無理」
- 「開業資金も無いし、金銭的なリスクも怖いから無理」
- 「フリーランスとしてのノウハウが無いから無理」
これらは行動を抑制する、ごく一般的な考えだと言えます。そもそもリスクを避けるのが人間の性質ですし、一般常識で考えればこう思われるのが当然ですよね。
しかし、実務未経験・資金無し・コネ無しの状態からフリーランス活動をスタートした私だからわかりますが、そんなことを考えてネガティブな気持ちになったり、消極的になったりする必要は全くありません。「案ずるより産むが易し」とはまさしくこのことで、やろうと思えば誰でもフリーランスを始められるのです。
それでは、なぜ私がそう考えているのか、その理由を一つずつお話ししていきましょう。
フリーランスは特別ではなく、数ある働き方の一つ
フリーランスなんて、そんな大層なことをする自信は無いから無理?
一番よく勘違いされるのは、フリーランスがかなり大層なものだと思われている方が多いということです。これは実際のところ、まったくそんなことはありません。というのもフリーランスとは、ただの働き方の一つだからです。
世の中には、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト・自営業などのいろいろな働き方があります。正社員で連日残業して働く人もいれば、パートで一週間に数日だけ働く人もいます。
また、同じ業界の中でも仕事のできる人とできない人がいます。長時間働いている正社員の方が、必然的に仕事ができる場合が多いことは間違いありませんが、必ずしも正社員=仕事ができるというわけではありません。契約社員でも仕事ができる人はいますし、時には、正社員以上に仕事ができるパート・アルバイトもいます。
フリーランスも、同じようなものだと思ってください。
毎日夜中まで 仕事をしているフリーランスもいれば、平日はごく普通の会社員で、週末にだけ仕事をしている人もいます。家事の合間に作業する主婦のフリーランスもいますし、半分フリーターなフリーランス(開業し始めの当時の私がそうでした)も結構いるでしょう。
また、こちらもスキルは様々です。有名企業のサイトを制作できる程の実力者もいれば、まだまだこれからの人もいる。長時間働くフリーランスの方が仕事ができる場合が多いことは間違いありませんが、必ずしもそうとは言えません。意外に思われるかもしれませんが、スキルもピンキリなのです。
フリーランスはただの自営業
ここまで聞くと、私が「フリーランスは働き方の違い」と言っていたことも、「そういう見方もあるかもしれないな」と思えてきませんか?
実際フリーランスは、先ほど挙げた働き方の中にも入っているのです。
フリーランスは、じつは単なる「自営業」です。自営業の定義は、「法人でなく個人で仕事をする人」。ただそれだけなんです。なので、ちっともスゴいことではないんですね。
もちろん、会社に雇用される・されないという大きな違いはありますが、違いはそれくらいなものです。正社員のWebデザイナーも、アルバイトのWebデザイナーも、フリーランスのWebデザイナーも、ただ働き方が違うだけの同じWebデザイナーです。
これらが数人ずついても、誰が一番スゴいかなどは誰にも分かりません。したがって、フリーランスを特別扱いする必要はないのです。
フリーランスになるのに特別なスキルは不要
自分はWeb制作会社での実務経験も無く、スキル不足だから無理?
スキルの話が出たので、ズバリ言います。フリーランス=スキルがあるというのは、全くの誤解です。ある程度の傾向として、スキルの高い人の割合は多いのかもしれません。しかし、フリーランスとスキルがあるということは=ではありません。また、実務経験も(もちろんあればベターですが)必ずしも必要というわけではありません。
フリーランス=高スキルではなくなった理由
フリーランス=スキルがあるという考えは、世間一般的には「フリーランスはスキルがあるからなるもの」という常識がすり込まれているからでしょう。たしかに2000年以前は、仕事ができないフリーランスはあまり(ほとんど)いなかったのではないでしょうか。
フリーランスアナウンサー、フリーランスジャーナリスト、フリーランスカメラマン、フリーランスイラストレーター、フリーランスライター等など、会社で十分に経験を積んでから独立するものでした。なにより会社勤め中に得る人脈・ツテ・コネが大事だったので、それも当然です。
しかし、ネットの登場により、フリーランスは大きく変わりました。アナウンサーなど特殊な例を除き、いくらでもネットを使って自分を売り込むことができるようになりました。ひいては、人脈・ツテ・コネが無くても、ネットで仕事を獲得できるようになったのです。さらっと言いましたが、これはものすごく大きなパラダイムシフトです。
Webデザイナーはその中でも特別
ネットの登場により、カメラマン、イラストレーター、ライターもフリーランスになりやすくなりましたが、中でもWebデザイナーのフリーランスは特別です。なぜなら、写真やイラスト、記事とは異なり、Webサイトは企業に必須となるほどの大きな存在になったからです。
厳密に言えばWebサイトには記事も必須ですが、記事は(品質は別として)誰でも書けるのに対し、Web制作はそうはいきません。ですから、それだけニーズが他業界のフリーランスよりも大きいのです。
それだけではありません。Webサイトが世の中に大きく深く浸透したことにより、ニーズ自体も多様化しています。100ページ数千万円かけてでもいいものを作りたい大手企業から、品質よりも安く数万円で作って欲しいというニーズまであります。
このように、ニーズが様々ということは、いろいろなスキルのWebデザイナーが仕事を請けるチャンスがあると言うことです。それは同時に、いろいろなフリーランスがいてもいいということになります。
そこそこ大きな企業の、優れたWebサイトを高い金額で提供するのもフリーランスですし、街の小さなお店の簡単なWebサイトをメインに、小さく活動するのもフリーランスです。
「私はまだまだスキルがたりないから」という方もいるかもしれませんが、そんなあなたを待っている人もいるかもしれません。
フリーランスWebデザイナーを始めるのは、自分で行動を開始するだけです。面接審査がない分、正社員Webデザイナーよりもなるのは簡単です。もちろん、誰でもフリーランスになれることとお金を稼げることはまた別ですが、自分が勇気を出しさえすれば、スキルに関わらず参戦することはできることを覚えておいてください 。
自分のスキルにあったお客さんがくる
とはいっても、「本当に自分のスキルで大丈夫だろうか!?」「自分の手に負えないお客さんに当たってしまったらどうしよう!?という不安はやはりありますよね。
しかし、それも大抵は杞憂に終わることでしょう。なぜなら、自然と自分のレベルにあったお客さんが集まってくることが多いからです。
それもそのはず、フリーランスの集客の大部分を占めるのが、自分の営業用Webサイトだからです。営業用サイトのレベルは、良くも悪くもあなたのスキルの投影です。あなたのスキルが高ければ高い程、良さそうなサイトに見えますし、その逆もまたしかりです。そんな営業用Webサイトを見てコンタクトをとってきたお客さんは、大抵自分のスキルで対応できるレベルのお客さんが多いのです。
例えば、デザインスキルがあきらかに足りない人がフリーランスになったとしましょう。そんなフリーランスがデザインした営業用サイトを見て、コンタクトをとってきたお客さんは、デザインに対する感度が高い人でしょうか。高いデザイン性を期待する人でしょうか。
おそらく違いますよね。デザインに関する見る目が無いのか、気にしないのか、他に魅力を感じてコンタクトをとったかのいずれかでしょう。良いデザインのサイトを作りたい人なら、良いデザインの営業用サイトを作っている人に頼みますものね。
このような理由から、自然と自分のレベルにあったお客さんが集まってくることが多いので、不安に思うことはありません。もちろんたまには手に負えないお客さんがくることもあるかもしれませんが、その時は丁重にお断りすればいいだけです。
フリーランスは仕事を断るのも重要です。断ることは、決して恥ずかしいことではないんですよ。
フリーランスWebデザイナーに大きな資金はいらない
開業資金も無いし、金銭的なリスクも怖いから無理?
フリーランスになるためには、特別なスキルはいらず、やろうと思えば誰でもなれることがお分かりいただけたと思います。しかし、「仕事を始めるにはいろいろお金がかかるんだろうな」とか「金銭的リスクがあるんだろうな」と考える人もいるでしょう。
結論から言えば、これもやり方次第です。もちろん最初からプロ並みの機材や営業ツールを用意すれば、それなりにお金がかかるでしょう。しかし、それも最初から揃える必要は全くないのです。
最低限、ブロードバンド環境と、PC、画像ソフト、その他名刺などの営業ツールさえあれば始められるのがこの仕事です。ブロードバンド環境は普及の一途をたどっていますし、PCも超高速なプロ仕様のものは必要ありません。私なんて、今のPCから見れば化石のような、Pentium 4、メモリ256MのPCでスタートしましたからね。
また、このサイトをご覧の方はWeb制作歴のある方がほとんどだと思いますので、Adobe系ソフトもすでに入っている方が多いでしょう。
その他名刺や封筒などの最低限の営業ツールは、多くて数万円程度です。ですから、まとまった大きな開業資金は必要ないのです。金銭的リスクは!?
金銭的リスクについても同様です。いきなり仕事を辞めて、フリーランスに転身する!などという大胆なことをしなければ、リスクは最小限にできます。このあたりは極めて大事なことなので、後のページで詳しくお話ししますね。
とりあえずここでは、自分でお金を散財しない限りは初期費用もたいしてかからないということ。いきなりフリーランス一本にしなければ、金銭的リスクも少ないということ。この二点だけ理解しておいてください。
フリーランスとしてのノウハウは当サイトで!
フリーランスとしてのノウハウが無いから無理?
フリーランス活動をするのには、フリーランスのノウハウが必要。これはおおよそその通りです。
極論を言えば、試行錯誤でやりながら体得することもできないことはありませんが、それはものすごく大変なことです。というか、それを体験したのが私ですので、大変さはよく分かります。
実際分からないことだらけで、日々いろいろなところで躓きながらここまでやってきました。さすがにそれで「やればできるのでフリーランスを始めてみたらいかがですか」と皆さんにお勧めすることはできません。
というわけで、活動を開始するために一番の障壁となるのは、このフリーランスのノウハウだと言ってよいでしょう。
役立つサイトを目指して
ということで作られたのがこのサイトです。実体験に基づいたフリーランスのノウハウを提供していきますので、このサイトを大いに参考にしてください。このサイトで全てが分かる、などと大げさなことは言いませんが、躓きやすいところや、大事なところはカバーしていくつもりです。
全部の記事を書くのには年単位で時間がかかるかもしれませんが、着実に記事をアップしていきますので、フリーランスを希望されている方は、是非定期的にチェックしてみてください。
結論-様々な要因が揃った今だからこそできる働き方!
いろいろな要因を挙げてきましたが、やればできることはお分かりいただけたと思います。フリーランスWebデザイナーは、様々な要因が揃った今この時代だからこそ、始めやすい職業なのです。
もちろん、だからと言って「みんなフリーランスをやりましょう!」というつもりは毛頭ありません。先ほどもちらりと触れましたが、誰でもフリーランスになれることと、フリーランスとして収入を得られることはイコールではないからです。
しかし第一歩を踏み出す勇気さえすれば、誰でも始めることができる、ということはご理解いただければと思います。
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